スノボW杯 世界の一流選手の躍動感あふれる姿に大歓声

wcup スノーボードのワールドカップ(W杯)旭川大会が2月28日、3月1日の2日間、サンタプレゼントパーク(旭川市神居町富岡)で開かれ、世界16カ国から85人のトップ選手が集まりタイムを競った。
 旭川でW杯大会が開かれるのは1999年、2001年に続いて3度目。旭川出身でソチ五輪の銀メダリストである竹内智香選手(広島ガス)が五輪後、西川将人市長に旭川での大会開催を要請。開催が予定されていた韓国・平昌(ピョンチャン)が辞退したことを受けて、先に名乗りをあげていた旭川市が再度手を挙げて開催が決まった。
 初日の28日にはパラレル大回転が行われ、約7500人が観戦。この種目で五輪銀メダルを獲得した竹内選手が登場すると会場からひと際大きな歓声が沸いた。竹内選手は予選を1位で通過したものの、今年1月に世界選手権を制した41歳クラウディア・リーグラーに決勝トーナメントの準々決勝で敗れて5位に終わった。
 最終日の3月1日はパラレル回転が行われ、注目の竹内選手は日本勢で唯一決勝トーナメントに進んだが、準々決勝で敗れて8位。女子ではスイスのジュリー・ツォク(スイス)が初優勝を飾り、男子は前日のパラレル大回転の勝者ジャン・コシールが制した。
 レースを観戦した旭川在住の主婦は「テレビとは違う迫力に感動しました。旭川でまた開催して欲しい」と話していた。

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