黒船上陸! アディーレ法律事務所が「支店」開設

いまやまったく珍しくなくなった法律事務所のコマーシャル。そんな法律事務所のひとつ、「アディーレ」が旭川に支店を開いて専属の弁護士を置く。全国資本の進出は旭川の弁護士界にどんな影響を与えるのか……。

旭川・函館・釧路に同時進出

 西武、ダイエー、セブンイレブンなど全国資本の企業が次々と進出して市場が根本から変わった流通業界。外食産業でもマクドナルド、最近では丸亀製麺(うどん)や大阪王将など、全国資本の進出が止まらない。その一方で、全国資本の活動がほとんどみられなかった分野もある。たとえば弁護士業界。日弁連などの支援を受けて弁護士過疎解消のために開設されるひまわり基金法律事務所、総合法律支援法に基づく法務省所管の法人が全国に展開する法テラス法律事務所を除けば、旭川弁護士会に所属しているのはいずれも「地域密着型」の事務所だった。

1月15日、アディーレ法律事務所が旭川市宮下通7丁目の第一生命ビル3階で「旭川支店」を設立する。「社員弁護士(支店長)」は北澤良兼氏(新64期)。拠点の名称や肩書きも、従来の法律事務所とは一線を画している。アディーレという「黒船」は、地域の弁護士業界のあり方を一変させるのだろうか。

(続きは月刊北海道経済2月号でごらんください)

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