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2023年10月号の主な内容
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主な記事
当麻町・アサンテファーム髙栁さん夫妻の挑戦
北海道の雄大な自然に魅かれ、家族で当麻町に移住して昨年から有機農業に挑戦しているアサンテファーム(当麻町北星2区)の髙栁さん夫妻。ご主人の力也さん(42)は、商社や石油プラント企業の元営業マンで、培ったビジネスの手法と、「菌活」に着目し、無農薬栽培で美味しい野菜作りに邁進中だ。 無農薬で栽培 髙栁さん夫妻が経営するアサンテファームは、当麻町の道の駅から車で10分ほどの距離にある。7棟のビニールハウスでは、ミニトマトをはじめホワイトコーン、長ネギ、かぼちゃ、加工用の大玉トマトなど、様々な野菜を栽培している。農場では農薬や化学肥料を一切使用せずに、微生物や菌の力を有効活用した無農薬野菜の栽培に取り組んでいる。 髙栁さん一家は、夫妻と中... -
主な記事
オリジナルなジン追求 鷹栖蒸溜所
ウォッカ、ラム、テキーラと並ぶ世界四大スピリッツ(蒸留酒)の一つとされる「ジン」。各地で小規模生産やプレミアムなジンが登場して話題だ。この8月には、鷹栖町に日本最北となる蒸留所がオープンし製造と販売を手がける。「鷹栖蒸溜所」(18線11号)と名づけ、運営するのはサン&エア㈱で、鷹栖オリジナルのジンづくりを追求する。 サン&エアが運営 当面はイギリス産原酒 香水と同様に、最初に感じられる爽やかで軽いトップノート、その後に感じられるミドルノート、さらに、これらの香りが蒸発した後に感じる濃厚なラストノートなど香りの変化を楽しめる〝飲む香水〟ジン。ボタニカル(植物成分)で香りづけした独特の風味が特徴の蒸留酒で、ジントニックやマティーニといっ... -
主な記事
ギリヤーク尼ケ崎 執念の旭川公演
2023年3月、腸の病気で手術を施し心臓にペースメーカーを入れた函館市出身の舞踊家ギリヤーク尼ヶ崎さん(92)。昨年に続いて、この7月に行われた旭川公演には車いすで登場し、執念の舞台を繰り広げた。会場に詰めかけた観衆の声援はいつにも増して活気をおびた。 車いすで介添役と登場 一挙手一投足に観衆注目 買物公園アッシュアトリウム(1条通7丁目)前で7月17日行われた青空舞踊公演「魂の踊り」。パーキンソン病を患い、今年3月に手術したギリヤーク尼ヶ崎は体調が悪いにもかかわらず、車いすで登場した。会場を埋めた観衆は、ざっと500人。大きな拍手に包まれ「伝説の大道芸人」による舞台が始まった。 ところが、ギリヤークの健康状態は想像以上に思わしくなかった。この日の公... -
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2023年09月号の主な内容
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主な記事
共産党が荻生擁立 野党協力瓦解
日本共産党の旭川地区委員会は7月3日に記者会見を開き、次の衆院選挙に党の独自候補として荻生和敏氏を公認候補として擁立すると明らかにした。衆院選6区で過去2回、実現した野党統一候補の擁立が、次回は成立しないことになった。共産党としては止むにやまれぬ選択。喜んでいるのは他党の候補を応援する必要がなくなった共産党員、そして勝算の強まった自民党の関係者だ。 立憲泉代表発言で独自候補擁立へ 荻生氏は現在、日本共産党旭川地区委員会の副委員長を務めている。衆院選には中選挙区制の時代も含めて過去4回出馬しており、有権者にはおなじみだ。記者会見で荻生氏は「比例代表での議席獲得を目指す」と語るとともに、日本の二つの歪み(「大企業の儲け優先」「アメリカの言... -
主な記事
川のまち・旭川でサクラマス溯上増える
石狩川・忠別川・美瑛川・牛朱別川が市街地に放射状に流入する川のまち・旭川市で、清流の象徴とも称されるサクラマス(ヤマメの降海型)の溯上が増えている。溯上を妨げていた頭首工に魚道が設置されたことや、海の生息環境が良くなったことに加え、地元の地道な放流活動・産卵床を守る取り組みが功を奏した格好だ。 溯上を可能にした魚道 溯上拒む頭首工 廃止後に魚道設置 サクラマスは川を下って海で1年間ほど生息した後、5、6月ごろに生まれた川に戻り、秋に産卵する。光り輝くようなシルバーの魚体が美しく、体長30~70センチほどに成長する。ヤマメはサクラマスの幼魚で、降海しないで河川で一生を過ごす陸封型(河川残留型)個体もヤマメと呼ぶ。ヤマメは成長する個体でも30セ... -
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強制競売決定 どうなる旭川アークヒルズビル
「東京の企業が取得」と報道されたさんろくの飲食店ビル「アークヒルズビル」だが、実は6月2日に旭川地裁から強制競売開始決定が下されていた。債権者は、アコムの子会社で三菱UFJグループ「アイ・アール債権回収㈱」(東京都)。同じく「プリンス・ドリーム・カンパニー㈲」(旭川市)所有の「プリコタワーⅡ」も強制競売開始決定となっている。 アコム子会社 アークヒルズビルは、さんろくのど真ん中、3条6丁目332番地1に建つ地下1階地上8階建ての飲食店ビル。 もともとの所有者は「有限会社プリンス観光」で、2002年1月に「プリンス・ドリーム・カンパニー観光有限会社」(旭川市永山7条7丁目)に所有権が移転している。 ドリーム・カンパニーは2000年8月に飲食店経営、不動産の賃貸業... -
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2023年08月号の主な内容
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主な記事
今秋にも法改正 道内「基幹作物」目指す大麻
芸能人の逮捕のたびにネガティブな関心を集める大麻。しかし、太古から日本の生活、神事を支えたこの植物は、健康的な食材でもある。難治性てんかんに有効な薬の原料としても注目を浴び、東京では国会議員や厚生労働省が一昨年から、規制緩和に向けて積極的な動きを見せた。分水嶺となりそうな「大麻取締法」の改正も視界に入っており、早ければ再来年の春にも新しいルールのもとで、麻薬成分を含まない大麻の栽培が始まる可能性がある。約20年にわたり、大麻を北海道農業の基幹作物にするべく努力を続けている人物の話を聞いた。 700分の1に激減 北海道の山の中に、人間社会にとって極めて有用なある植物が自生している。大昔からその繊維は衣類や縄の材料となり、神事にも用いられ...