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路線バス会社決算の明暗
深刻なドライバー不足に悩む路線バス会社だが、インバウンドの復活で利用者が増加し24年決算は増収増益となっている。富良野バス、道北バスは社員に高額な決算手当を支給したが、経営権がファンドに移った旭川電気軌道は〝決算手当ゼロ〟。明暗がくっきりと分かれている。 道北バスは経営好調 観光、スキー 旭川市内を走る路線バスのドライバーAさんから、こんな情報が寄せられた。 「急増するインバウンド(訪日外国人観光客)効果で、旭山動物園や美瑛青い池など人気の観光スポットへ走るバスの乗客が急増した。冬季は富良野スキー場、カムイスキーリンクスへどっと外国人スキーヤーが押し寄せて、スキー場へ向かうバスは満員盛況の状態。増収増益となった富良野バスでは、社員に1... -
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「東川駅」と倉庫群を新名所に
東川にない3つの「道」といえば、上水道(地下水が豊富なため必要がない)、国道、そして鉄道。正確には、1970年代までは路面電車で旭川と結ばれていた。いまも町内に残る東川駅の後や、周囲の倉庫を活用してにぎわいを創出することを目指すプロジェクトが動き出した。 価値再認識され 2年前の8月、栃木県宇都宮市で路面電車「宇都宮芳賀ライトレール線」(14.6キロ)が開業した。日本国内での路面電車新規路線開設は75年ぶりだ。CO2排出量がバスやマイカーより少なく、本格的な鉄道・地下鉄よりも工事費が安く、乗り降りまでの移動距離が短い路面電車は、いまや都市交通の期待の星。札幌では市電の区間が2015年12月に延長されて西4丁目、すすきの間に新たにレールが敷かれ、「ループ化... -
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旭川フィル 設立から来年で50年
旭川フィルハーモニー管弦楽団(吉田英次団長、団員62人)=旭フィル=が来年、設立から節目の50年を迎える。国内最北のオーケストラとして旭川市民に愛されてきた。長年、公的機関からの補助を一切もらわず、手弁当でやりくりしながら年1回の定期公演と名曲コンサートを続ける。アマチュアオーケストラには難曲とも思える重厚・長大な作品に果敢にチャレンジし、モーツァルト、ベートーベン、ブラームス、シューマンといった古典からロマン派の作品を中心に生演奏の素晴らしさを伝え続けてきた。楽団員にアンサンブルの喜びや演奏秘話などを聞いた。 旭川フィルハーモニー管弦楽団 アマ演奏家が集まり1976年に発足 旭川市内の医者仲間4人でカルテット(弦楽四重奏団)をやり始めたのがき... -
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親必読! 我が子の学力どう伸ばす?
「子どもの学力を伸ばすにはどうすればいいのか」─多くの親が感じている疑問だ。状況は子の個性や環境により千差万別で、どの子にも当てはまる答えはないが、教育心理学の研究成果を学べば、多くの子にとって望ましい方法、望ましくない方法があることがわかってくる。北海道大学教育学部で教育心理学を教える大谷和大准教授(40)に話を聞いた。子育て中の親に、まずは研究成果のごく一部に触れてほしい。 大谷和大・准教授 双方向の「強化」 まず、古典的な動物実験を紹介しよう。カゴの中にいるマウスにブザーを聞かせる。マウスの手に触れそうな場所にはレバーがある。何かの拍子にマウスがレバーを押すと、エサが出てくる。ブザーという「状況」、レバーを押すという「行動」、エサ... -
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「旭川発酵醸造会」が本格始動
旭川市内の酒蔵や醤油メーカー、味噌、麹、チーズ工房などが集まる「旭川発酵醸造会」が本格始動した。「発酵・醸造」をキーワードとした観光振興を目指して今春に酒蔵や醤油工場、チーズ工房を見学する研修会を3回にわたり実施し、今秋には合同販売会を計画。旭川を「発酵・醸造の街」としてブランド化し、発酵・醸造ツーリズムで国内外から観光客を呼び込む考えだ。 明治から続く酒蔵 明治時代から続く酒蔵をはじめ、80年の歴史がある醤油の醸造所、さらには味噌工場や麹店、チーズ工房、クラフトビール醸造所などが集まる旭川は、「発酵・醸造の街」と言っても過言ではないほど、発酵・醸造業が盛んに行われてきた。 この醸造文化を支えてきたのが、大雪山連峰の伏流水。市内の... -
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26億円投じ美瑛に新リゾート
台湾ラベンダーフォレスト 王会長に聞く 2011年にオープンした台湾資本のペンション「アダージョ」(美瑛町みどり、中国語名は「緩慢」)。2019年にはヴィラを併設。最近は台湾人や日本人以外の宿泊客が増えている。そして現在グループ企業が進めているのが、美瑛町内でのホテル、ヴィラなどからなる大型複合施設「十勝岳リゾート」(仮称)の建設。運営会社ラベンダー・フォレストの王村煌会長にインタビューした。 本国でも規模拡大 ──本国の台湾では複数のブランドを掲げ、ヒーリング、ペンション、ホテルなどの事業を展開していますね。 王会長 2001年、最初に立ち上げたのはラベンダーフォレスト(薫衣草森林)です。2人の創業者女性(銀行に勤務していた詹慧君氏とピアノ講師だった... -
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民生委員 数年で半数が退任
生活に困っている人、手助けを必要とする人が、救済制度の存在を知らず、アクセスの仕方が分からない、または利用をためらうという現実がある。地域内のそうした人たちのニーズを掘り起こし、「公」につなぐ民生委員・児童委員(民生委員)が旭川市において数年後に半数が退任する見通しであることが分かった。民生委員のなり手不足は全国的な傾向で、定年を迎えた高年者が担う役割という固定観念を打破し、いかに働き世代を取り込むかが課題となっている。改選を迎える12月までに旭川市は条例で定める定数を確保できるのか? 民生委員の活動(旭川市提供) 無給のボランティア 民生委員は、厚生労働大臣が委嘱する非常勤の地方公務員で、無給のボランティアとして活動する。任期は3年... -
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中国系金属回収業者道内に出没
中国系の鉄くず業者が旭川市内を含む道内で存在感を増しているのは昨年9月号で本誌が紹介した通り。「中国人と思われる2人組がうちにも買い取りにやってきた」との証言が写真付きで本誌に寄せられた。 トラックで道内回り 札幌市にある丘珠地区に4月上旬、年季の入った2トントラックが現れた。ある業者の前で停まったトラックの助手席から、40歳手前と思われる女が下りてきた。あまり上手とは言えない日本語で言った。「不要な鉄くずはないか。ただで引き取る」。この業者の経営者は、「帰れ」とだけ言った。女は助手席へと戻り、トラックは走り去った。運転席には男が乗っている様子だったが、車から降りなかった。 経営者が本誌に提供した写真には「つくば」ナンバーが取り付けて... -
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他人事ではない北見市の財政危機
オホーツク圏最大の都市・北見市が深刻な財政危機に陥り、「第二の夕張になるのではないか」と市民の間に不安が広がっている。公共施設・スポーツ施設の閉鎖、様々な使用・利用料の値上げが始まり北見市民は困惑しているが、財政が火の車なのは旭川市も同じ。北見市のあとを追うように、様々な負担増が旭川市民に襲い掛かりそうだ。 ゴミ袋1.5倍に 玉ねぎの産地、カーリングの街として知られる北見市は、人口約11万7000人でオホーツク圏最大の都市。面積は1427.41平方キロメートルあって北海道の市町村で1位。東西に延びる道路の距離は約110キロで、東京駅から箱根までの距離に相当する。 その北見市がいま深刻な財政危機に陥っている。毎年単年度で30億円以上の収支不足が想定され... -
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大雪地ビールの〝黒岳〟に金賞
「ジャパン・グレートビア・アワード2025」(神奈川県横浜市で2月23、24日、日本地ビール協会主催)。国内最大級のビール品評会で国内メーカー231事業者が出品(大手ビール会社も含めビール総数808)して各ビアスタイル(カテゴリー別)ごとに美味しさが競われた。そんな注目すべき大会で北海道勢で唯一、金賞に輝いたのが大雪地ビール㈱(旭川市宮下通11丁目)だった。(文中敬称略) ビールソムリエの集い 「グレートビア」とはバランス、アフターテイスト(余韻)、状態が秀でており、なおかつ飲む人の心に残る魅力を秘めたビールを指す。品評会で重点的に評価されるのがこうした長所や魅力で、ビールごとの絶対評価で競われるのもジャパン・グレートビア・アワードならでは。ビアギーク、いわ...
